小児外科は少子高齢化の進行に伴い将来的には需要が減少するだろうと言われています。しかし、世界トップレベルの周産期医療を誇る日本では、300g台の赤ちゃんでも生きることができます。そんな小さな赤ちゃんは特に小児外科にかかることが多いですし、鼠径ヘルニアのように手術をしなければ治らない病気も存在します。これから子どもが少なくなる可能性はあっても、小児外科は必要不可欠であり、絶対になくなることのない分野です。
⇒小児外科ってどんな仕事?
かつては「先生にすべてお任せします!」と言って医療者側の言われるがままに治療法が決められていましたが、現在は患者さんと医師で相談しながら決めていく時代です。インターネット上には様々な医療情報が掲載されていますが、果たしてどの情報が正しいのでしょうか?小児外科でも、本人や家族、そして医療者で話し合いながら治療方針を決めていきます。そんな時には家族も医療者側もインターネットを利用して多くの悩みを解決していくでしょう。
本ブログは、子どもたちや困っている家族のみなさん、そして同じように働く医療者に正しい情報を提供することを目的としています。本ブログからの情報発信が一人でも多くの人の役に立てればうれしく思います。